看護部
部長あいさつ
鹿島病院は、急性期病院や在宅及び施設から患者さんを受け入れている、慢性期医療、リハビリ、介護サービスを提供している、177床を有する病院です。
看護部は看護職だけでなく、介護福祉士も多くおり日々協働してケアを行っています。
入院時から在宅での生活を見据え、入院生活がリハビリであると捉え、日常生活の支援を行っています。また、終末期などの意思決定支援が必要な患者さんや、医療依存度の高い患者さんのケアも行っています。
患者さんの尊厳と意思を尊重したかかわりを目指し、患者さんに寄り添いよき代弁者となれるよう日々取り組んでいます。
多職種が連携して患者さんと関わることや、病院内のサークル活動もあり、職員同士が、部門を超えて顔の見える関係で、アットホームな雰囲気があるのも特徴です。
そして、職員一人ひとりの生活を尊重しています。生活が充実すれば、より質の高い看護・介護につながると考えるからです。健康に働き続けるためには、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)が大切です。働きやすい職場環境の改善にも取り組んでいます。
看護部長 川谷清美
看護部基本理念
私たち看護部職員は、患者様・利用者様一人ひとりの尊厳を守り全人的な支援を行います
看護部基本方針
1. 看護職と介護職が協働し、より良い看護ケアを提供します
2. 科学的な根拠を持ちつつ、思いやりといつくしみの心で接します
3. 看護職、介護職ともに専門職として、技術や知識向上のため常に努力を行います
4. チーム医療の一員として他職種と良好な関係を築き、チーム医療の前進と地域医療に貢献します
専門職としてのstep upを支援します
教育理念
鹿島病院の理念に基づき、回復期・慢性期における全人的なケアを提供できる看護・介護職員を育成する
教育目標
1. 鹿島病院の理念と行動指針を認識し、組織の発展に寄与する
2. 専門職業人として能力の向上を図り、質の高い看護・介護を目指す
教育計画
新人教育
*年間新人職員研修計画に基づいた集合研修
*プリセプター制:一人の新人職員に一人の先輩職員の指導支援
*部署内教育計画による指導プログラムに基づいた指導
*専門領域の勉強会
現任教育
クリニカルラダーシステム
段階に応じて看護実践能力が高められるように支援します
慢性期ケアは、急性期からの治療の継続と苦痛の軽減に加え、生活の再構築のための自己管理能力やセルフケア能力を獲得する支援が必要です。エンドオブライフケアに必要な倫理を理解し、多職種協働、地域連携を必要とします。
回復期ケア、終末期ケア、緩和ケアなどいろいろな場面をもつ慢性期医療に必要な知識、技術を習得し「その人らしく過ごせる」満足度の高いケアを提供できる看護・介護職員を育成します。