院長あいさつ
- 鹿島病院 院長
- 坂之上 一史
鹿島病院は松江市の北西に位置し慢性期の医療、リハビリ、介護サービスを提供する病院です。松江市においても30年前まで患者さんの治療は救急からリハビリ、看取りに至るまで松江赤十字病院や松江市立病院など一つの総合病院で完結する病院完結型でした。20年程前から患者さんを急性期病院と慢性期病院、診療所が連携して地域で診ていくという地域完結型に変わってきています。鹿島病院はこの「地域で患者さんを診る」というシステムの中で松江赤十字病院や松江市立病院が担当している急性期での治療の終わった患者さんのリハビリや継続医療を担ってきました。さらに、この10年は地域の診療所の先生方との連携により在宅や施設で対応が難しくなった患者さんを直接当院に紹介、入院していただくことも増えています。私たちの病院では医師、看護師、介護士、栄養士、歯科衛生士、リハビリ担当療法士、社会福祉士などの多職種が入院時からかかわり、それぞれの視点で相互に緊密な連携を取ることで皆様に満足いただける医療、介護サービスの提供に努めています。
今後も地域包括ケアシステムにおける淞北地域の中核病院として評価いただけるように職員一同頑張ってまいります。