6月10日、松江赤十字病院にて第28回大腿骨頸部骨折地域連携パス合同会議が行われました。
連携病院は、松江赤十字病院、松江市立病院、松江記念病院、
松江生協病院、玉造病院、鹿島病院です。
今回の会議では、初の試みとして事例報告会があり、
市立病院から玉造病院へ転院された患者様と、
赤十字病院から当院へ転院された患者様をそれぞれ1名ずつ、
各病院での経過や取り組みにつて報告が有りました。
当院は、回復期病棟の施設基準1を取得しており、
多職種との連携にて充実したリハビリやケアが特徴です。
今回の、発表症例は大腿骨転子部骨折を呈した認知の患者様に対しての、
リハビリの経過や、多職種との連携、
リハビリ以外の時間の病棟生活での取り組みなど報告しました。
認知症を呈した患者様のリハビリや、
病棟ケアは他の病院でも悩む事が多い様で、
会議終了後も多くの質問を頂きました。
事例報告を通じ、多職種連携でのアプローチの大切さや、
当院の強み、また、課題点も見えました。
今後もモデルと成る様な回復期リハビリテーション病棟を目標とし、
日々研鑽、精進して参りたいと思います。
PT:吾郷 竜一 OT:井川 明帆 Ns:松浦 由紀子 Cw:曽我 伸也