去年の12月から2か月間、足のケガで仕事を休んだ。
最初の1か月は膝の状態が悪く
荷重がかけられないので自宅安静。
私の中では片足でも、
ある程度の事は出来ると思って安易に考えていたが、
年齢のせいもあっては自分で
思っていたように動くことが出来ず、
とても苦労した。中でも布団から起き上がることが困難で、
いすなどを置いてつかまって起き上がる毎日。
院長先生が外来で、
「体の自由が効かなくなってきたらベッドがいい」
と話しておられた意味がとてもよく分かった。
また、元気でいられることのありがたみも痛感した。
残りの1か月は、多少動けるようになったが
これがまた苦痛な時間の繰り返し。
TVは毎日同じことをやっているし、
本を読もうと思って本を読んでいたが、
同じ姿勢で長時間過ごしていると体のあちこちが痛くなる。
そして思い立ったのがずっと
「時間が出来たらやろう」
と思っていてできなかった着物のリメイク。
思い立ってすぐ20年前のミシンを引っ張り出すとこれが動かず...
あれもこれも思うように行かなくて嫌になりかけたが、
ミシンを購入して着物のリメイクに取り掛かり
小物などを作ることが出来た。
怪我をして休んだ2か月、
その間健康であることのありがたみや、
不自由な生活、着物のリメイクなど、
様々な経験をした貴重な2か月間であった。