以前飼っていた猫のことで
特に印象に残っていることが二つある。。
一つ目は縄張り争いをした野良猫の話。
我が家の猫(チグロ)との争いの中で、
野良猫は倉庫に並べて置いてあった空き瓶を
前足を器用に使ってカチンカチンと音を立てて、
「来たぞ」
と言わんばかりの合図を送ってくる。
その合図はチグロを見るまで、
そしてチグロが気づくまで、
毎回辛抱強く待って行う。
その賢さに驚かされた。
その後、チグロとけんかをして姿を見せなくなり、
空き瓶を見るたびその野良猫のことを思い出す。
二つ目はチグロがケガをし病院に行ったとき、
捨て猫がいて先生が困っておられたため、
その猫を連れて帰り、
我が家の家族として(チコ)受け入れ、
私が、わが子の様に面倒を見ていた。
ある日、チコは2メートルぐらいある
段ボール箱の上にいるチグロを見て、
自分もその上に上がりたくて
何回もチャレンジするが失敗の連続。
それを見かねたチグロがお手本を見せた。
チコは、その通りにやって箱の上に上がることが出来た。
チコのその姿はとても誇らしげでした。
この二つの出来事から猫の巧みな意思疎通の仕方や
愛情表現を理解することが出来た。
現在6匹の猫がいます。
世話はなにかと大変ですが、
少し癒しを期待しています。