訪問看護ステーションいつくしみでは、11月~1月の3か月間、
訪問看護ステーション出向事業に参加し、松江市立病院から1名の看護師さんの出向をお受けしました。
この事業は、病院の看護師が一定期間、訪問看護ステーションで業務を実践することにより、
退院支援・在宅療養支援のスキルアップを図り、訪問看護が担える看護師の養成をする事業です。
当事業所では、訪問看護師との同行訪問を行った後、単独での訪問をしていただきました
。法人内では、在宅医やケアマネジャーとの同行や、鹿島病院デイケアでの勤務を経験されました。
地域の事業所の皆様にもご協力いただき、訪問入浴、訪問介護へも同行させていただきました。
当事業所の利用者様や、地域の事業所の方々にご協力をいただきました。心から感謝申し上げます。
3月9日には、島根県看護協会研修センターで、報告会が開催されました。
今年度は、当事業所を含めて6名の病院の看護師さんがこの事業に参加されたとのことで、
出向看護師さん、出向元の管理者の方、出向先の訪問看護ステーションから、
研修の学びや成果について発表がありました。当事業所からも発表を行いました。
出向者の皆様の発表をお聞きし、出向者が出向中、どのような事を感じ、
病院をどのように改善したいと考えられておられるのか、知ることができました。
また、改めて私たち自身の実践を見つめ直す機会になりました。
そして、急性期病院が地域のために大きく変わろうとしていることを知りました。
今後は、より一層急性期病院と連携し、地域で安心して生活していけるよう
訪問看護の拡充に努めていきたいと感じました。
訪問看護ステーションいつくしみ
所長 吉岡理枝