最近、独居の利用者様や高齢者夫婦世帯で、
ご家族が遠方にいらっしゃる方を担当させて頂くことが増えています。
支援の際に一番難しい事は、様々な病気により、
本人の判断力が低下していて重要な決定が出来ないような時、
遠方にいらっしゃるキーパーソンの方に決めて頂かないといけないことです。
基本的には、利用者様、ご家族様を交えて面接をしたいのですが、
度々遠方から帰省して頂くことが難しいため、多くは電話になります。
電話のやり取りだけで、変化している状況を伝えること、
イメージしていただくことは非常に難しい事です。
また、電話が繋がりにくいことや、つながっても、時間に制約があり、
結局決定してもらえなく、支援が滞ることも少なくありません。
そこで、最近、積極的に依頼しているのが、メールです。
個人情報の配慮が必要なことや、急いで連絡をとる時は有効で無い事、
相手のリアクションがすぐに分からないので、
内容に配慮が必要である事など、デメリットもありますが、
時間に余裕を持って整理した内容を伝えられることができて、
文章として残るので、受けとられた方も状況を
把握しやすいというメリットもあります。
家族からも、
「自分の都合で内容を確認が出来るから、
メールがありがたい」
と言われることも多くなり、連絡がとりやすくなりました。
今後も、ご家族が遠方にいらっしゃる利用者は増える傾向にあるとと思います。
連携方法について様々な工夫をして、利用者様の今の状態を
きちんと伝えられるようにしていきたいです。