令和4年11月27日(日)に第16回島根県作業療法学会に参加しました。
この度の学会は、“明日への活力”~今だからこそ考える作業の可能性~というテーマで開催され、基調講演では作業療法(OT)の哲学や「作業」という位置づけを振り返り、OTの強みを活かしたソーシャルイノベーションを考える機会になりました。
私は、当院に入院された患者様と良好な関係性構築に至るまでの関わり方、という内容の発表をさせて頂きました。
入院という環境の変化による不安、退院後に今までのように生活できるかという不安など、患者様は様々な不安を抱えていることも多いと思います。患者様と関係性を築くことは何より大切であり、安心安全を保障することで患者様が治療に専念できると思います。
リハビリは療法士だけではなく患者様と共に作り上げていく作業であり、患者様のニーズを大切に考え、希望を叶える(リカバリー)ための支援だと、改めて考える機会になりました。
患者様が自分らしい人生を再建できるよう、私も日々精進していこうと思います。
作業療法士 持田 昇吾