鹿島病院スタッフブログ

日光に当たる

  • 投稿者:鹿島病院事務局
  • カテゴリー:朝礼でのスピーチ

子供のころは、NHK教育の番組をよく見ていたが、

大きくなるにつれてNHKから離れていった。

大人になって少し歳を重ねるようになってきたこの頃では

またNHKの番組が面白く感じるようになり、

民放よりも見る番組が増えてきた。

そんな中、先日「ドクターG」という番組をみた。

「ドクターG」は患者さんのアナムネ情報をもとに

検査データも併せて、臨床研修医3名が

指導医とカンファレンスをしながら確定病名をつける番組だ。

先日の確定病名は「ビタミンD欠乏症」だった。

患者は20代女性、主訴は慢性的な疲労感だった。

生活歴は日中ほとんど屋内の仕事、

休日も外出時は日焼けを気にして万全の日焼け対策、

といったようにとにかく日に当たらない生活をしていた。

その結果「ビタミンD欠乏症」になったということだった。

これを見て自分の生活を振り返ってみると、

似たような感じだと思った。

番組のなかで指導医をしていた先生自身も

検査をしてみた結果ビタミンDが不足していたそうだ。

やはり現代社会で陥りやすい疾患なのだとおもった。

私も訓練する時、眩しい等の理由から

ブラインドをして太陽を遮っている。

北国や山陰は日照時間のすくないことから

日光を浴びる時間が少なく、

これの影響で骨粗鬆症や

子供のくる病などの病気に他地域に比べると

かかりやすいそうだ。

今までは日光を避けるようにしていたが、

日光に当たる意識を持たなくてはいけないと思った。


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