8月に86才になる父が乗っている車の車検をした。
近年、高齢者の事故が多いことから心配もあったため、
1.暗くなってからは乗らない。
2.慣れないところへは行かない。
ということは守ってもらうように話し合った。
高齢者の事故の原因は操作ミスによるものが多く、
中でもアクセルとブレーキの踏み間違いが多いようだ。
父の車は、マニュアルトランスミッション車のため、
踏み間違いによる事故の確率はオートマチック車に比べると
低いようだ。
車100台当たりのオートマチック車の事故率は
マニュアル車の約2倍と高かった。
オートマチック車は、操作が簡単で楽になる点はよいが、
操作時に注意力が低くなることで事故に繋がっているようだ。
マニュアル車のいいところは他に、
燃費がいいこと。
シンプルな構造で丈夫なこと。
新車の値段が安価なことなどだ。
クラッチを踏んでギアをローに入れて発車し、
車の速度に速度に応じてギヤを都度入替える。
その際に必ずクラッチを踏んで行う必要があるため、
オートマチック車に比べると運転操作は単純ではない。
赤信号や一時停止で車を停車する際も、必ずクラッチを踏んでから
止まらなければエンストしてしまう。
市内を走行している時は、常にこのような操作があるため
運転操作に集中できるのだと思う。
たまに乗ると神経は使うがマニュアル車の
一つ一つの操作を楽しく思うこともある。
今年、車検をしたのであと2年は今の車に乗ることが出来るが、
来年は免許の更新だと聞いているので、再度話し合いをするつもりだ。