先日、定期訪問をしている患者さん宅に訪問していると、
患者さんが、電話でおかしな会話をしているのに気が付いた。
「もしもし、〇〇ちゃん?、〇〇ちゃん?振込先?」
女性の独居、少し難聴がある方。
この状況、テレビでよく放送されている
振り込み詐欺で騙される典型的パターンだった。
私は、怪しい電話だと判断して電話を代わって貰った。
私が電話で話すと、
「△△です。」
と言ってすぐに電話を切られた。
私は、ほんの数秒しか話をしていないが、
その数秒間がすごく長い時間に感じた。
心臓もバクバクと動悸をうった。
振り込め詐欺だと断定できなかったので、
警察には通報しなかったが、
こういう事もあるので患者さんの身体的な看護だけでなく、
生活面でサポートすることも大切なことだと改めて感じた。