鹿島病院スタッフブログ

あだ名の文化

  • 投稿者:鹿島病院事務局
  • カテゴリー:朝礼でのスピーチ

現在、小学校では

「あだ名は、いじめにつながる」

ということであだ名をつけてはいけないとされ、

○○さん、○○君と呼ぶように指導されている。

先生を呼ぶ時も「○○先生」ではなく

「○○さん」と呼ぶのが決まりになっているらしい。

私たちの時代はその人を称えてつけているあだ名が多かった。

「ジョウナー」と呼ばれていた子は足が速い子。

「安ちゃん」と呼ばれていた子は苗字に「安」がつく子で、

とても頭がよく尊敬の念を込めて呼んでいたあだ名だ。

私は、「けん玉の~ちゃん」と呼ばれており

小学校の頃けん玉が上手だったため

先生につけてもらったあだ名だが、

子供にその話をするとダサいと言われた。

今の子供にはダサいそうだ。

また、この体形で海であわびやささえを取り、

その頃は珍しいかったスイミング教室にも通っていたため

「古浦のトド」

とも呼ばれていた。

私はこのあだ名をとても気に入っている。

ほかにもいろいろなあだ名があったが、

20年ぶりに会った友達とは今でもあだ名で呼び合い、

飲んだ時は1時間ぐらいはあだ名のはなしで盛り上がる。

あだ名は本人の欠点をとってつけてはだめだと思うが、

尊敬の意味を持ってつけるあだ名もある。

いじめになるからダメというのは

とても残念な気持ちである。

あだ名の文化も継続できたらいいと思った。


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