最近は、インターネットでいろいろなことが
検索できるようになり、
実用本を買うことが少なくなった。
大学に進学して、一人暮らしをする際に、
料理の本を何冊か購入した。
実家にいるときには、
あまり家事の手伝いをしていなかったので
365日おかずの本と煮物の基礎の本などを購入し、
学生時代、何か作るときは本を見ながらなんとか作っていた。
その後も、雑誌で気に入ったメニューがあれば切り抜いて保存したり、
妊娠した時には、妊婦向けの食事や栄養の本、
子供が生まれてからは離乳食の本なども買って参考にしていた。
たくさん本を持っていても、料理がとても好き・・・というわけでもなく、
すべてのメニューを作るということも全く無かったが、
晩御飯のおかずや弁当のおかず作りに困ったときには
開いてみたりしていたものである。
今は、本を見るよりも、インターネットで調べたほうが
いろいろな新しいレシピや、時間短縮メニューなどがあって手軽なので、
本を見ることは無くなってしまった。
スマートフォンのアプリなどで、使いたい食材を入力すれば、
たくさんのレシピが出てくるので、その中から時短メニューや
食べたいメニューを選んで作ることができる。
本当に便利な世の中である。
でも、私は、料理の本がなかなか処分できないでいる。
4年前に引っ越しするときに思い切って処分しようと思ったが、
本を見ながら作っていた時代のいろいろな思い出がつまっているようで、
どうしても処分できないのである。
その料理以外のその時代楽しかったことや
大変だったことが一緒に詰まっているようで、
捨てることができないでいる。
今後も、まだまだ、処分はできないだろうなあと思っている。