散髪屋に行かなくなって数年が経つ。
髪が伸びると仕事が休みの日に前後の予定を考え
時間を決めて予約の電話をする。
空いてなければ時間を変えて予定を再調整。
それでもだめなら日程を変えて調整して予約。
そして合計1時間以上の時間を費やして
髪を切りに行くことが、どうにも面倒くさくなり、
電気店で購入したバリカンを使って鏡を見ながら
自分でカットすることにして数年が経った。
最近は、なんでもインターネットで調べることが出来る。
食べたい料理があればネット検索する。
用意する材料から調理方法まですべて記載されている。
セルフカットの方法も、バリカンワークなど細かく説明されている。
細目に手入れをするのが作業を簡単にするコツで、
2～3週間ごとにやるとあまり時間がかからないが、
伸びすぎた時は、バランス調整に40分以上の時間がかかる。
あまり長い時間になると気持ちが続かないため、
気に入らない出来栄えでも途中でやめて
翌日または数日後に手入れをすることにしている。
今回は金曜日に40分程度刈って、途中で嫌になったので
翌日また15分程度かけて刈った。
後ろの方は全く見えないので、
手探りでだいたいの感触を確かめる。
そのせいか毎回必ず親指の腹や手のひらに
小さい毛が突き刺さっている。
だんだん毎回同じように刈れるようになってきたが、
刈りすぎて取り返しがつかない時は、
いつでも丸坊主にする覚悟を持って刈っている。
