今年はたくさんの雪が降り、その雪をも、
溶かすようなスポーツの祭典もありました。
そんな中、鹿島病院栄養課では、栄養士、
調理員を少人数のチームに分けて毎月の行事食を
それぞれのチームで考える活動を先月から始めました。
今回3月と言えば、ひな祭り
そこで、ひな祭り献立を作成しました。
メニューは
ひな寿司、三色もち米しゅうまい、茶碗蒸し、里芋しんじょう、桃の節句ゼリー
しんじょうを作る時に、ハンペンなどを入れることが多いのですが、
ハンペンなどの既製品を使うことをしないでとにかく手作りに
こだわりたかったので豆腐を入れて試作をして見ました。
食感などはいいのですが大量の個数を作ると見た目がまばらで、
いまひとつでした。
そこで里芋をつぶして包む里芋まんじゅうの要領でして見ました。
甘酒をまぜてあります。この甘酒も手作りしました。
スチコンを活用して夜中の職員のいない間に発酵させてと、
鹿島病院では今までしてこなかった新しい手法も試してみました。
手作りにこだわり、昆布とカツオを使い一番だしを作るなど、
見た目だけじゃ無い所にもこだわることが出来たひな祭り献立になりました。
また、ゼリー食やペースト食の方にも普通食を元に出来る限り
おなじ食材から展開していけたことや見た目もいいものにしあがりました。
今後も患者さんが食に興味を持てるような食事作りをがんばります。
狩野・小笹・森脇・松近・丸谷