鹿島病院スタッフブログ

朝食にスープ

  • 投稿者:鹿島病院事務局
  • カテゴリー:朝礼でのスピーチ

私の母は、昔から健康に対する意識が高く、

食事についても私が子供のころから、

いろいろ工夫をしていた。

近年、朝食にグリーンスムージーなどが流行しているが、

私の家では、35年位前にグリーンジュース

(小松菜・セロリ・りんご・レモン・

バナナをミキサーにかけたどろっとしたもの)

が登場し、子供心に顔をしかめて飲んで(食べて)いた思い出がある。

グリーンジュースは、いつの間にか登場しなくなったが、

共働きで、母も仕事が忙しかったため、20年位前からは、

時間のない朝の為に具だくさんの野菜スープ習慣が始まった。

休日に圧力鍋で大量の野菜スープベースを作り、

冷蔵庫や冷凍庫にストックしておいて、

毎朝、食べる分だけ温めていろいろな野菜や大豆、

ソーセージなどを追加して一週間を乗り切るというスタイルである。

特別決まったレシピはないが、玉ねぎと人参、キャベツや白菜、

セロリ、鶏の手羽と大豆が定番で、

これをコンソメスープの素を入れて圧力鍋で煮込んだものを、

冷めたら小分けにして冷蔵または冷凍保存する。

翌朝以降は、1回分ずつ取り出し朝食の時に、

今の時期ならトマトやオクラ、モロヘイヤを入れたり、

冬場はかぼちゃやサツマイモが入れたりと、

味に変化をつけている。

また、マカロニを入れてボリュームアップしたり、

牛乳や豆乳を入れたりしてシチュー風にすることもある。

先日、実家に帰った時には、アボガドやゴボウが入っていた。

75歳を過ぎても元気に働いている母は、

今でもいろいろ健康に関する情報にはアンテナを張って、

いろいろチャレンジして進化させているようである。

結婚後、私も真似をして作り始めて、

我が家の朝食の定番になりつつあるが、

子供たちにとっては、いつまでたっても

『おばあちゃんの味』

らしい。さすがに、真夏の暑い時期は熱々のスープを

食べられる気分ではなかったが、

朝晩涼しくなってきたので、

また、スープ習慣を再開して続けていこうと思っている。

 


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