昨年の話になります。
(2016年)9月に25年ぶりにカープがリーグ優勝しました。
カープの攻撃、打線を称して“神ってる”と言われてました。
あと神対応という言葉もよく聞きました。
それより約一月前の8月のある日、
私たち夫婦がホームグランドにしている
近所の書店のカフェでのことです。
“本日のコーヒー”とジェラーチェを注文。
ここのジェラーチェ、
地元の素材を使っていておいしいんです。
その日は運よく席がすいていたので、
お好きな席にどうぞということで、
カウンターに座って待っていると、
若い女性スタッフが運んできてくれました。
本日のコーヒーはリオブレンドですと説明してくれました。
リオブレンドと聞いても他の銘柄との味の違いは判りませんが…。
今年の流行語大賞は“神ってる”かなぁ？！
とかなんとか話してる時だったと思います。
後日、実際その通りになったんですけど。
我々に近い世代、ややご年配のご夫婦と思われる
二人連れがとなりに席をとられました。
しばらくしてガチャンと大きな音がしました。
カップを落とされコーヒーがこぼれてました。
先ほどの女性スタッフがすぐにかけつけ、
「良かったら、あちらの席に移られませんか？
コーヒー入れ換えます。」
もちろん無料でしょう。
未確認ですが、スタバあるいはサービス産業に限らず
日本のあちこちで似たようなシーンが
みられてるんじゃないでしょうか。
日本のおもてなし！？
恩を売ってリピーターを獲得する意図で行われたか？
そういう打算が全くなかったかどうかはわかりませんが、
進んでサービスを提供している、それをするのが楽しい、
うれしいという空気しか伝わってきませんでした。
となりにいた私たちも、なんとなくほっとするというか、
良い気分になりました。おそらく、
それまで同じ対応がなされてきたし、
これからもされるでしょう。
自己啓発本はよく読むので、以前買った、
福島正伸 著「「夢」が「現実」に変わる言葉」
という本をひっぱり出してきて、
なにか関連のある文章はないかとさがしてみましたら、
「ピンチはチャンス！」というのが目につきました。
問題が起きたことが問題なのではなく
問題をどう受け止めたかが問題
とありました。これもうだれか朝ｽﾋﾟｰﾁで話したかな！？
以上です。
