年末になり、「今年は何があったかな」と思ったとき、。
今年は、やはりオリンピックが印象的だった。
そして4年後には東京オリンピックが開催されるが、
オリンピックの度に思い出すことがある。
高校の時、野外活動が中止になり、
映画館を貸し切って240名で見た
「ロンリーウエイ」という映画だ。
これは、1964年の東京オリンピックで鮮やかな逆転劇を演じた
ビリー・ミルズの半生を描く伝記映画である。
最初は、つまらない映画だと思い、半分寝ながら見てたが、
7才の時にお母さんが亡くなり、その後はお父さん一人に育てられ、
陸上選手として頭角を現すが、先住民族の出身
ということで差別をうけていて、
クロスカントリーで優勝したが、
新聞の記事にもならず無視された。
ラストに近づき、ゴールする場面が流れる頃には、
いつの間にか手に汗を握って主人公の応援をしていた。
今でも「心に残っている映画は?」
と尋ねられると「ロンリーウエイだ」と応える。
また見たいと思ったが、廃盤になっていて、
もう見ることが出来ない。
4年後の東京オリンピックは私が見に行ける
最後のオリンピックになると思うので、
記憶に残るオリンピックにしたいと思う。