今年6月に私の母が84才で他界しました。
母は料理上手で洋裁和裁となんでもできる自慢の母でした。
また、学校の参観日にいつも和服で来る母も自慢でした。
母は10年前よりパーキンソン病を患い、
手足が震えたり動きにくいため、
朝4時頃に起きて手指を動かすなど、
リハビリをしてから1日の行動を開始したり、
リハビリにと、毛糸を編んで、たわしを作り
お世話になった人に配ったりしていました。
私は、妹と二人姉妹ですが、
「女性は手に職をつけておいた方が良い。」
という母の言葉もあって、
私は看護師、妹は教師になり、それぞれ人生に
困ることもなく生きていくことが出来ています。
母からの教えを自分の子供たちにも伝え、
立派な人間に育てることが親孝行と思い子育てをしてきました。
そして二人の子供も、兄は公認会計士、妹は教師という職に就き、
それぞれに円滑な家庭を築き、親元を離れ頑張っています。
そんな孫たちを見て母も安心して旅立ったと思っています。
亡くなる間際には、一人一人に感謝の気持ちを伝え、
安らかに旅立ちました。
私の母から学んだ感謝の気持ちを胸に
母の分までしっかり生きて行こうと思っています。