最近、クイズ番組等で『漢字』に関する問題がでたりして、
よく家族で楽しんでいます。
また、『漢字』は外国人の方が見るとアートのように見えるようで、
漢字のロゴTシャツがお土産として人気があったりするようです。
私が時々通信販売で購入する化粧品会社は、
季節の話題やちょっとしたメッセージも商品と一緒に届けてくれるのですが、
先日その中に、『吐く』という漢字は、口と+-に分けると、
マイナスをとったら、叶うという漢字になると書いてありました。
たしかに、吐くという字は、弱音を吐くとか少し後ろ向きなイメージで使いますが、
叶うというと、念願が叶うというように前向きなイメージです。
インターネット等で調べてみると、本当の成り立ちは全く違っていて、
漢字の成り立ちとしては間違った解釈なのですが、
こういうとらえ方もあるのだなあと感心しました。
他にも調べていくと、『食』という字は、上下に分けると、
『人』と『良』に分けることができて、
食べることは人を良くするという意味が
あるようにも見えると書いてあるものもあります。
実際の『食』の成り立ちは、ものの形から生まれた象形文字で、
食べ物を乗せる器の上に人が蓋をする様子の絵から生まれているようです。
(他にも、多忙の“忙”という字は、
心を立てた(りっしんべん)に亡くすを合わせているようにも見えるので、
心亡くすほど余裕がない様子がわかる気がしますし、
『躾』は身を美しくするという意味合いにも見えます。)
実際、正しい漢字の成り立ちは、主なものに、
①ものの形から生まれた象形文字、
②物事の状態を点と線の組み合わせで表した指事文字、
③2文字以上の漢字の形・意味を組み合わせて作られた会意文字、
④意味をあらわす漢字と読みをあらわす漢字を組み合わせて出来た形声文字
の4種類に分類されているそうですし、
ほかにも日本人が創作した国字などもあり、
大変奥が深そうです。
最初に挙げた『吐く』『叶う』のような見方は、
実際に研究されている漢字の成り立ちとは
違い間違っている解釈かもしれませんが、
日常生活における心の持ち方というか、
ちょっとホッとさせてくれる楽しみ方として
このような解釈もよいのかもしれません。
今年は、日々の気持ちの持ち方として、
マイナス発言よりを少なくして、
プラス思考で目標に向かって動けるように
意識していきたいと思います。