30年程前、テクノという通信教育を受講していた。
当時は今のように、インターネットを利用した
動画配信やラーニングといったものが無かったため、
紙によるやり取りの通信教育が主流だった。
何を受講していたか記憶になかったため調べてみると、
リハビリテーションナーシング、老年看護、
心電図の読み方といったものの受講履歴があった。
そんなテクノの研修プログラムの中に、
研修海外旅行があった。
その当時の海外旅行のツアーはいい加減なもので
空港にいってもツアーそのもが存在しなかったとか、
飛行機や宿泊施設がボロボロといった感じのものもあった。
そんなイメージの海外旅行に
このテクノ海外研修に申し込みをし参加をした。
大阪空港に着くと集合場所の目印があるはずなのになく、
あーやっぱりな。。
と思って1人で待っていると添乗員が現れ安心した。
アンカレッジ空港経由でドイツへ行ったので
飛行機から下をみると氷の世界が広がっていた。
ドイツでは観光と病院や診療所、訪問看護の見学や
現地の看護師との交流があって楽しいものだった。
今考えてみれば10日間も休みをもらい職場には
すごく迷惑をかけたと思っていると同時に感謝の念が産まれてくる。
その後、中国やニュージーランドにも出張や旅行で出かけている。
今は兵庫県姫路市に姫路太陽公園という施設に、
世界の石で作られた建造物や遺跡、
石像などのレプリカを多数設置した
「石のエリア」と、
隣接する敷地の山上に建設された山城「白鳥城」
をメインとする「城のエリア」があり、
そこに行けば世界一周した気分になれる。
時間がない人はそこの施設もお薦めしたい。
